連結送水管耐圧試験

連結送水管は耐圧試験が必要です!

消防用設備等の点検基準の改正(平成14年3月12日消防庁告示)が行われ、平成14年7月1日から施行されております。

検査車両当協会では平成4年度から耐圧試験、放水試験を実施してきましたが、平成17年4月に検査測定車を更新し、加圧送水等が必要な消防用設備等の全国連絡協議会・各都道府県消防設備保安協会・各会員の皆様方の連携により運用しております。

耐圧試験が必要な連結送水管

空気圧及び水圧による安全、確実な耐圧試験

配管から水漏れ等を防止するため、放水試験前に空気圧による気密試験を行い、その後、耐圧試験を実施します。
また、放水が可能な建物では、配管クリーニングも実施します。

実施要領Q&A

Q1:耐圧試験はどのようにして実施しますか?

当協会では、一番安全な方法として空気圧による気密試験を行い、その後、配管に水を張り耐圧試験を実施しています。耐圧試験では、段階的に圧力を加え、漏れを機械的に確認していき、問題がなければ規定の圧力で実施します。

Q2:水が漏れる心配はあるのでしょうか?
   (過去の試験時に水が漏れたことはありますか)

試験を実施する前に送水口の逆止弁、放水口開閉弁、排水弁バルブ等のチェックをします。さらに空気による気密試験のチェックを行いますので、配管からの水漏れや、建物内に水が漏れるなどの心配はありません。

※特異なケースとして地中に埋没していた配管が、電喰による大きな穴が生じ、そこから水が漏れていたケースがあります。この場合、耐圧測定機器で即、判断されます。

Q3:補償は完備されていますか?

当協会では、いざという場合を考慮して消防用設備等賠償責任保険1億5,000万円に加入しております。
誤って放水口を開放されたまま水を送ってしまい、多大な損害を掛けてしまった場合には、保証費・元に戻す為に生じた営業損金が支払われます。

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